【インテリアコーディネーター・二次試験】おすすめの色鉛筆はコレ!
2017/01/20
インテリアコーディネーター2次試験では、自分で書いた製図に色を塗ります。そのときに使用する色鉛筆を準備しておかなくてはいけません。試験会場に持込できるのは12本。家具や床の色を塗り分けるのに適した色を選んで試験を受けましょう。
メーカーや色の指定はありませんので、家にある色鉛筆や自分の好きなもので良いのですが、試験用にどんなものを選んで良いか分からない方もいらっしゃるかと思います。
この記事ではおすすめの色鉛筆ブランドとインテリコーディネーター2次試験で役立つ色を紹介したいと思います。参考にどうぞ。
おすすめの色鉛筆ブランド3つ
1.ファーバーカステル
ファーバーカステル 油性色鉛筆 平缶 36色セット TFC-CP/36C
ファーバーカステルは画材や文具を扱うドイツの老舗メーカー。書き心地は滑らかで、発色が良いのが特徴です。文具店で買うと色鉛筆1本が300円ほど。ちょっと高いですが品質は良いです。アマゾンには廉価版(といっても品質は悪くない)が販売されていて、36色で1,200円ほど。とりあえず、インテリコーディネーター試験に合格するために色鉛筆をそろえたいという方は、廉価版の「ファーバーカステル 油性色鉛筆 平缶 36色セット 」を持っておけば十分かと思います。
2.ステッドラー
ステッドラー 水彩色鉛筆 カラトアクェレル 125 M36 36色
ステッドラーは世界最古の鉛筆製造会社。ドイツのメーカーで品質には定評があります。ステッドラーの水彩色鉛筆「カラト アクェレル」はなめらかな書き味と鮮やかな発色を合わせ持ち、水彩色鉛筆独特の優しい表現が可能です。価格は1本200円ほど。36色セットは4,200円。
カランダッシュ
カランダッシュ スイスカラー色鉛筆 40色セット 缶入 1285-740
カランダッシュは画材と高級筆記具を扱うスイスのメーカー。ガランダッシュの色鉛筆は柔らかな質感と高品質な顔料によってはっきりとした色合いが表現できます。価格は1本350円ほど。40本セットで6,000円。高級ですね。
インテリアコーディネーター2次試験ではどんな色の色鉛筆を選べばいい?
インテリコーディネーター2次試験では会場に持ち込める色鉛筆の本数が12本と決められています。どんな色を選べば良いか最初はわかりませんが、製図の練習を繰り返しているうちにわかってくるかと思います。ここでは12色の内訳について、目安になる色を紹介します。
12色の内訳
色 | 色味の数 | 図面での用途 |
黄色系 | 1色 | 照明 |
緑色系 | 2色(濃、淡) | インテリアグリーン |
青色系 | 1色 | カーテン、クッション |
赤色系 | 1色 | |
ピンク系 | 1色 | カーテン、クッション |
茶色系 | 2色(濃、淡) | 床、家具 |
黄土色系 | 2色(濃、淡) | 床、家具 |
グレー系 | 1色 | ソファ、椅子の座面 |
黒 | 1色 | テレビ、家具 |
↑上表のような色を準備しておくと、インテリアの配色で困ることはないです。
色鉛筆の”油性”と”水性”の違い
インテリコーディネーター試験を受けるまでは知らなかったのですが、色鉛筆には”油性”と”水性”があるんですよね。試験で使うにはどちらがいいんだろう?っていろいろ悩みました。結論としては、”油性”と”水性”どちらでもいいということです。別に美術の試験を受けるわけではありませんからね。常識的に考えて問題なく色を塗れていれば合格できるわけです。わたしは油性の色鉛筆を使いましたが、人によっては水性を選ぶ人もいるようです。
一応ここでは、色鉛筆の”油性”と”水性”の違いについて簡単に書いておきます。お好きな方を選んで試験に臨みましょう。
油性色鉛筆・・・一般的に使われている色鉛筆。どちらかといえば芯は硬め。鉛筆のタッチを残しつつ暖かい感じに仕上げたいという人に向いてます。価格は比較的リーズナブルで購入しやすいのが特徴です。
水彩色鉛筆・・・水彩風の絵を描く人に好まれる色鉛筆。芯はやややわらかめ。普通に色をぬるだけでなく、水で塗らすと絵の具のように色が溶けます。価格は油性色鉛筆よりも高め。