インテリアコーディネーター資格試験の勉強方法~通学・通信・独学の選び方~
2018/01/05
「インテリアコーディネーター」はインテリア産業協会が認定する資格です。特に受験資格はなく誰でも受験できますが、合格率は25%前後と難易度の高い資格試験となっています。
インテリアコーディネーター試験は1次試験と2次試験にわかれており、2次試験は1次試験に合格した人だけが受験できます。
- 1次試験:マークシート式の択一試験
- 2次試験:製図、論文
1次試験の出題範囲はとっても広いです。インテリアや建築の知識のない人にとっては未知の専門用語がたくさん出てきます。また、2次試験では製図を描く問題が出題されますので、受験者は自分で考えながら図面を描かなくてはいけません。
なかには独学でチャレンジする人もいますが、多くの人がスクールや通信講座を利用して受験に備えて勉強をします。実際にわたしも通信講座を受講しました(まったくの未経験&知識なしでしたが、短期間の学習で1発合格できましたよ)。
この記事をご覧になっている方のなかには、スクール、通信講座、独学のいずれの方法で勉強をすればよいのか迷っている人もいるかと思いますので、それぞれのメリット・デメリットなどを説明します。参考にしてください♪
スクール・専門学校
通学制には2つのタイプがあります。1つがインテリコーディネーター試験のためのスクール、もう1つがインテリアの専門学校(授業の一環としてインテリアコーディネーター試験を受験)です。
働きながら試験合格を目指す方は、土日や平日夜に開講しているスクールを選ぶことになります。一方、日中に通える学生さんでしたら専門学校を選ぶこともできます。専門学校は入学・卒業の時期が決まっていたり、平日の日中に授業が開講したります。
スクールや専門学校で学習するメリット・デメリットは次のとおりです。
メリット
- 受け身でも授業を受ければ勉強できる
- 学校が就職先を紹介してくれることがある
- 試験勉強の辛さを分かち合える仲間ができる
デメリット
- 安くても15~20万円ほど費用がかかる
- 忙しい人は通えない可能性がある(授業時間に縛られる)
こんな人におすすめ
スクール・専門学校は、お金をかけてもインテリアコーディネーター試験に合格したい人におすすめの勉強方法です。
通信講座【当サイト管理人が実践した勉強方法◎】
通学制スクールを開講している学校が、通信制の講座を開講していることがあります。受講者は郵送されてきた教科書や参考書をもとに学習を進めます。添削をしてもらえたり質問をできたり、通学している人と同等のサービスを受けることもできます。
メリット
- 通学制に比べて安い(5万円前後)
- 空いている時間に自分のペースで学習できる
- 添削や相談窓口の利用などのサービスを受けられる
デメリット
- 自分でスケジュールを立てながら学習を進めなくてはいけない
こんな人におすすめ
通信講座は、働きながらインテリアコーディネーター試験合格を目指す人や、まとまった時間の取りにくい主婦などにおすすめの勉強法です。
独学
独学は、自分で教科書や参考書を本屋で買い勉強する方法です。
メリット
- 格安で学習できる(2万円前後)
デメリット
- まったくの未経験者の人は何をしてよいか分からない
- 疑問点や悩みを相談できない
- 論文の添削を受けられない
こんな人におすすめ
あらためて言うまでもありませんが、独学は建築やインテリアについてある程度知識のある人におすすめの勉強法です。
最後に
インテリアに関する知識のない方や業界での勤務経験のない方は、スクールや通信講座を上手に利用しましょう。独学でやろうとすると無駄に時間がかかります(独学ですと、場合によっては1発合格できないことも)。個人的には通信講座がおすすめです。忙しい方でも自分のペースで空き時間に学習を進められる点が効率的です。また、スクールに比べ料金が安いのも魅力です。まずは資料請求をして、ご自分のスタイルに合った勉強方法を検討してみましょう。